約 4,326,762 件
https://w.atwiki.jp/hshorizonl/pages/24.html
『本日午後六時ごろ、都内の一軒家にて火災が発生しました。 その火災で住人である会社員、野崎和夫氏と、妻の主婦、花菜氏が死亡。 次女の小学生祥子ちゃんが、火傷による重傷を負い、都内の病院へと緊急搬送されました』 聖杯戦争の舞台である模倣東京にて、TVからニュースが流れる。 それは内容こそ痛ましいものの、被害者の名前に覚えがなければ聞き流してしまいそうな程ありふれた話だ。 『近隣の住人曰く、火がいきなりついたとの証言がいくつもあり、 更に取材の結果、火元は家の外壁であることが判明しました。 警察はこれらの証言と火元から、放火とみて捜査を進める模様です』 だが続きが流れれば、住人は恐れをなす。 もしや次は我が身ではないかと、いつの間にか知人の誰かが被害に遭うのではないかと。 『また、火事の際外出していたことで難を逃れた長女、春花氏には、警察が被害者に何らかのトラブルが無かったかなどを――』 ◆ 野崎家放火のニュースから数日後。 時は深夜、都内の病院。 ここには、ニュースにて名前が知れ渡った野崎祥子が入院している。 病室は個室で、彼女の意識はなく、予断を許さない為に面会謝絶となっている。 「ふん」 だがここに祥子以外に、一人の男がいた。 顔は端正であるものの、祥子とは似ても似つかない。 冷酷で鋭い眼つきにペイズリー柄のシャツと黒いジャケットが、医療従事者とも思わせない。 彼女の親族ではない。病院の関係者でもない。では何者か。 「私のマスターは、今日も生き長らえているようだな」 彼は、この東京で行われている聖杯戦争のサーヴァントである。 クラスはアサシン。真名は鬼舞辻無惨。 とある世界において、平安時代から大正時代までの千年間、日本の裏側において数多の被害を出し続けた鬼と呼ばれる怪物の始祖だ。 そしてマスターは、ここで重傷患者として入院している野崎祥子である。 彼女は本来の世界において、今の状態になってから聖杯戦争に巻き込まれた。 その辻褄合わせの為にNPCである彼女の両親は本来と同じように死亡した。 ここで何の因果か、彼女の姉である春花だけは助かったが、これは本来の世界と合わせた結果なのか、それとも単なる偶然なのか、それを知るものはいない。 そして祥子は知ろうと考えることもできず、彼女のサーヴァントであるアサシンは興味すらない。 それどころか、アサシンは祥子の生死すらどうでも良かった。 アサシン、鬼舞辻無惨には人間を自身と同じ鬼に変える力がある。 彼の血を人間に与えることで、人間は鬼へと変化するのだ。 そして鬼になれば、どれほどの傷であろうと、あっという間に治ってしまう。 つまり祥子の傷を治すこと自体は容易いのだ。 しかしアサシンはそれをしない。 なぜなら、鬼になれば目立つからだ。 鬼はごく一部の例外を除き、人間に対し強烈な食欲を覚える。 祥子がその例外になる保証などなく、仮になったとしても、一夜で重傷が治ればたちまち取材が殺到するだろう。 サーヴァントには召喚された際、聖杯から現代知識が与えられる。 これにより、日本人以外のサーヴァントであっても日本語が使えたり、生前との違いを理解できたりするのだ。 その現代知識の中にはインターネットに関するものもあり、アサシンは何か目立つようなことがあれば、あっと言う間に自分達の情報が拡散されると認識していた。 そしてアサシンは、自身の情報が拡散されることを酷く恐れている。 故に、彼は祥子を助けない。 仮に祥子が死亡しても、アサシンは単独行動というスキルを所持している。 本来、サーヴァントはマスターなくして現界できない。 だがこのスキルがあれば、ランクによって期間は異なれどマスターなしで現世に留まれる。 なので、最悪はマスターを見殺しにして違うマスターを見繕うという手も取れる。 今の所、代わりになりそうなマスターは見つかっていないので、あまり切り捨てるつもりはないが。 それに、アサシンは今のマスターを悪く思ってはいなかった。 彼は目的の為なら頭を下げることも、弱者とみられることにも抵抗はない。 だがその実酷く感情的で独善的で、よほどのことがない限り自身を省みないタイプだ。 故に、余計なことが一切できないマスターはアサシンとしては悪くない。仮に存在が足を引っ張るなら、その時は切り捨てればいいだけのこと。 「無惨様」 そこに、病室の窓から一人の男が入ってきた。 彼は、アサシンが鬼に変えたNPCの内一人である。 アサシンは祥子を鬼にするつもりは一切ないが、だからといって他の誰かを鬼にしないつもりもない。 アサシンはインターネットの情報拡散を警戒しつつ、自身もそれを使えないかと考えていた。 しかし彼はサーヴァントであるが故ネットに繋がるものは所持しておらず、マスターである祥子は家が焼けたせいか同様に所持していなかった。 そこで、彼は町を歩いている適当なNPCの男達を鬼に変え、ネットに繋がるスマホを奪い取ったついでに、鬼にした男達に情報収集を命じていた。 「聖杯戦争のマスターを一人、発見いたしました」 「そうか。ならばさっさと、ネットで情報をばらまいて他のサーヴァント達に始末させろ。 無論、我らが聖杯戦争に関わる存在だと分からないようにな」 「はっ」 敵を一人発見した報告をする部下に対し、アサシンは次の指示を下す。 アサシンはよほどのことがない限り表に出たがらない。 臆病者と言われようと、卑怯者と憎まれようとも。 日向には出られない二人の聖杯戦争は、まだ始まったばかり。 【クラス】 アサシン 【真名】 鬼舞辻無惨@鬼滅の刃 【パラメーター】 筋力B+ 耐久A 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具A 【属性】 中立・中庸 【クラススキル】 気配遮断:A 本来は自身の気配を消すスキル。 だが無惨の場合は攻撃態勢に移らない限り自身がサーヴァントであることと、鬼であることを隠すスキルとなっている。 【保有スキル】 鬼:A+ 平安時代に一人の医者によって生まれた、人喰いの怪物。 強靭な肉体や特殊な能力を持つが、日光に弱く、浴びると消滅する。 また、同ランクの戦闘続行と、Dランクの怪力の効果も有する。 彼は鬼の始祖なので最高峰のランクだが、上には日光を克服した二匹の鬼が控えているので頂点ではない。 仕切り直し:A++ 戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。機を捉え、あるいは作り出す。 また、不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。 自身より圧倒的に格上の、神仏の寵愛を一身に受けた日輪の剣士から逃走を成功させた逸話が昇華されたもの。 単独行動:B マスターとの繋がりを解除しても長時間現界していられる能力。Bランクなら2日は現界可能。 無惨の心に他人は必要ない。 カリスマ:E カリスマ性の高さを示す能力。 無惨は心が歪んでいる、もしくは空っぽの相手にのみカリスマ性を発揮する。 【宝具】 『鬼の始祖。鬼舞辻無惨』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:1 アサシン、鬼舞辻無惨自身の肉体。 鬼の始祖である彼は1000年の時を生きたため、彼自身が神秘を持ち宝具と化している。 彼は鬼の中でも特に多彩な能力を持つ。 気配から変えるレベルの変身を長時間保つ、自身の血を人間に与えることで鬼へと変化させる、 九千年無補給でも戦い続けられる、自身の部下と距離に関係なく連絡が取れる、など。 また、彼が作り出した鬼は須らく彼の呪いを受け、彼の名前を人間の前で口に出すと死亡する。 『受け継いでくれ。私の想いを』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:??? 最大捕捉:1 無惨の消滅時、彼から一番近くにいるマスターもしくはサーヴァントが対象となる宝具。 この宝具の対象となった者は無条件でBランク以上の鬼となり、同時にBランクの狂化スキルも無条件で与えられ周囲にいる存在を襲い始める。 なお、鬼のBランク以上というのは対象の鬼としての素質によって変わり、最低でBランクであり、最高峰ならA+++ランクの場合も存在する。 無惨が生前、死亡する前に鬼としての力と自身の想いを、敵である一人の少年に無理矢理託した逸話から生まれた宝具。 その少年は人の想いによって人間に戻れたが、この聖杯戦争内でどうなるかは誰にも分からない。 【weapon】 『鬼の始祖。鬼舞辻無惨』 【人物背景】 平安時代、とある医者によって鬼にされた男。 生きることにのみ固執する生命体。 最後には受け継がれた人の想いによってその命を絶たれた。 【サーヴァントとしての願い】 太陽を克服し、現世に蘇る。 【基本戦術、方針、運用法】 マスターの意識がないため、無惨主導で聖杯戦争に臨んでいる。 基本的には、他のサーヴァントを潰し合わせたり、アサシンらしく不意討ちやだまし討ちなど、手段を選ぶつもりはない。 【備考】 NPCが数人ほど鬼@鬼滅の刃 となっています。 鬼になったNPCからスマホを一台奪い、所有しています。使い方も覚えました。 【マスター】 野崎祥子@ミスミソウ 【マスターとしての願い】 ??? 【weapon】 なし 【能力・技能】 なし 【人物背景】 父親の転勤で田舎に引っ越してきた、東京出身の小学生。 だが姉の受けているイジメの余波で家が放火され、大火傷を負い現在は意識不明の重体。 【方針】 なし。そもそも意識不明なため、聖杯戦争自体を把握していない。 【備考】 参戦時期は1巻、放火された家から助け出された後。 現在は大火傷に意識不明の状態で、会場内の病院に入院しています。
https://w.atwiki.jp/n4908bv/pages/2049.html
【スカルアサシン】 種族 スケルトン系 クラス 5 説明 【スカルアサシン】召喚モンスター 戦闘位置:地上人間の骨格だけのアンデッド。攻撃手段は武装による。スケルトンの上位種とも変異種とも言われる存在。体格は人間と同等かやや上。動きが非常に素早く捕捉は困難。人間が使う武器はどれも使いこなす事が可能。日光の下でも活動している事があり注意を要する。 ステータス Lv.1時 器用値(↑5) 敏捷値(↑5) 知力値(↑2) 筋力値(↑2) 生命力(↑2) 精神力(↑2) スキル追加 Lv.1時 平衡 監視 魔力感知 奇襲→強襲 耐光 Lv.10時 魔力遮断 物理抵抗[中] Lv.20時 MP回復増加[中] Lv.30時 呪詛 Lv.40時 [ 武器技能 ] MP吸収[微] [ 属性 ] Lv.50時 [ 武器技能 or 属性 ] 跳躍 ダッシュ MP吸収[小] Lv.70時 魔法抵抗[大] MP吸収[中] クラスチェンジ元 スケルトンハーミット クラスチェンジ先 不明 融合情報 融合識別 《融合対象となる召喚モンスターではありません》 融合相手 融合先 備考 HPが0になっても人魂が散らされていなければ復活する。 初出 話。詳細情報は849話
https://w.atwiki.jp/letsrebirth/pages/32.html
思えば、俺はここに来る理由なんてものはないんじゃないか、と考えていた。 俺は最期には報われた人生を送ることができて、何の間違いか迷い込んでしまったあの世界でも報われた人生の気持ちを知ることができた。 そこには何の未練もなく、皆と笑いあいながら消えることができたはずだ。新しい人生を歩むはずだった。 だが、それでも。俺は最後の最後で初めて後悔というものを覚えて。 そして俺は――― ◇ ◇ ◇ 視界に映る光景は実像を伴って眼球に飛び込んでくる。だがそれは実体を持ちながらもどこか空虚さに満ちており、もしかするとこれは夢なのではないかとさえ思えるほどに現実感が欠けていた。 その理由が何なのか、鬼気迫る勢いで階段を駆け下りる少年は知っている。 偽りの世界、聖杯戦争。漫然と授業を受けていた最中に突如として流れ込んできた記憶の奔流に喘ぎながら、少年はかつての記憶と新たな知識を獲得していた。 ならば突如として教室を飛び出し、必死の形相で駆けるのは何故か。戦争というものに巻き込まれたが故の恐怖か、来る戦いに向けての高揚か。はたまた錯乱した故の狂気か。 いずれでもない。彼にあるのは後悔と渇望のみ。 「ハァッ……ハァッ……間違いない、あそこに……!」 息を切らせ少年が向かうのは、学校の敷地内にある中庭だ。 緑が茂り、授業中である現在は誰もいないはずの場所。常であるなら到底立ち入る理由もない場所。そこに自分のサーヴァントがいるのだと何故か強い確信を持って断言できる。 そして、そこに。 そこに、その少女は立っていた。 凛、と澄んだ透明な詩声。 薫る緑を風に乗せて、臙脂色の服と長い黒髪をたなびかせ、その少女は歌っていた。 綺麗な少女だった。元の場所でも整った顔立ちの少女に囲まれていた少年でさえ、一瞬我を忘れて見惚れるほどに、その光景は現実と乖離した美しさを持っていた。 そこには少女の声以外、全ての音が存在しなかった。比喩でもなんでもなく無音の空間に少女の詩声だけが響いている。近くの校庭では今まさに体育の授業が行われているというのに、掛け声のひとつも聞こえてはこない。 現実感を持たない偽りの世界の中にあってなお現実感のない風景。それは異界の美しさだった。 古風な響きで綴られた詩は、しかし少年が中庭に入った瞬間に途切れてしまった。見れば、少女はこちらの存在に気付きじっと見つめている。 少年ははっ、と我にかえり、こちらに視線を向ける少女へと向き直る。 少女は、ひどく驚いているようだった。 「私が……視えるの?」 「……ああ、見えるよ」 無音の空間に小さな声が響く。詩声と同じく、少女の声はとても綺麗なものだった。 もしもこの場に他の誰かがいたならば、このやり取りを不審に思うだろう。 それは会話の意図が分からないとか文脈がどうこうとか、そういう次元の話ではない。"誰もいないところに向かって独り言をする"など、到底常人のすることではないということだ。 「……だめ」 しばしの沈黙。少女は悲しげな目をすると、少年にそう呟いた。 「私と関わっては……だめ……見なかったことにして。今ならまだ間に合うから、その手の印を捨てて」 少女は笑う。それはとても儚げで、とても幼い少女がしていい類のものではなかった。 あまりにも哀しい、生きる喜びなど遥か彼方に忘れ去ったような微笑み。それは酷く疲れた、消え入りそうな老人のものだ。 だが、少女のせめてもの懇願に、少年が応じることはできない。 「いや、それだけは聞けない」 「え……?」 きっぱりと、少年は少女の願いを切り捨てる。 胸に抱く願いを叶えるために、それはどうしたって聞けない話だった。 「頼む。俺と一緒に来て欲しい」 「だめ……」 少女が一歩、足を引く。それは明確な拒絶だった。 「だめ……そんなのだめ……それだとあなたは帰れなくなってしまう……堕ちて、しまう……」 目を閉じ、かぶりを振る少女。 「私は……あなたの力にはなれない……」 少女の肩を、少年の手が掴む。びくり、と少女の体が震えた。 「それでも―――俺は■■が欲しいんだ」 瞬間、世界に音が戻った。 少女の体から力が抜け落ちた瞬間、それまでは耳が痛くなるほどに無音だった中庭に、風や校庭の掛け声と言った雑音が一気に飛び込んできた。 異質なものへと成り代わっていた世界が、今まさに正常に戻ったかのように。まるで夢から醒めるように。 「……ごめんなさい」 ふと、泣きそうな声が聞こえた。 それは眼前の少女から発せられたものだ。その言葉の意味するところは拒絶ではなく、謝罪。 「ごめんなさい……ごめんなさい……」 ひたすらに繰り返す少女を見つめながら、少年は何の言葉も返すことはなかった。 今更止まることなんてできない。だって俺はこんなにも―――奏のことが好きだから。 わかっている。これはとても醜いことだ。かつての仲間への冒涜であり、かつての想いへの陵辱であり、何よりも奏自身を穢すことだと誰よりも分っている。 でも、それでも。 それでも俺は、奏と一緒に生きていたいんだ。 【クラス】 アサシン 【真名】 あやめ@missing 【属性】 秩序・中庸 【ステータス】 筋力E-- 耐久E-- 敏捷E-- 魔力EX 幸運E 宝具A 【クラススキル】 気配遮断:EX アサシンのマスターもしくは隠蔽無効化スキルを保有したサーヴァント以外の人物は、決してアサシンの存在を認識できない。 ただし、アサシンを認識できる者からの『紹介』を受けた場合のみ、他者はアサシンの存在を認識できる。また、一度でも認識された場合は以降その人物に対して気配遮断スキルは一切機能しない。 気配遮断というよりは認識阻害に近い。 【保有スキル】 高速詠唱:E 魔術の詠唱を高速化するスキル。 アサシンの場合は詩の技術としてこのスキルが発現している。 童話知識:C 童話や民謡に関する造詣が深い。 神性:E 山の神の眷属であり隠し神と呼称されているが、元は人である上に一般に人が想像する神とは乖離した異質な存在であるため最低のランクとなっている。 【宝具】 『常世の詩』 ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1 隠し神としての力。アサシンが詩を歌っている間に限定して、任意の人物に自身のものと同等の気配遮断スキルを付与する。 ただしこの宝具の対象となれるのはアサシンを認識している者のみである。 『神隠しの物語』 ランク:A 種別:侵食宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000 隠し神としての力。アサシンを認識した者を異界へと呑みこむ。異界に呑みこまれた者は肉体と精神が変容し消滅するが、稀に『できそこない』となって存在を保ったままの状態になる者もいる。 常時発動型の宝具であり、アサシンの意思で止めることは不可能。アサシンのマスターですら例外なくこの宝具の対象となる。 アサシンを認識してから異界に呑みこまれるまでには一定の猶予時間があり、アサシンと触れ合った時間が長いほど猶予時間は短くなる。 この宝具から逃れる術は二つ。一つ目は猶予時間内にアサシンを消滅させること。二つ目はアサシンをできるだけ多くの他者に紹介すること。アサシンと紹介者への認識と記憶が楔となることで紹介者の存在は現実世界に繋ぎとめられることになる。 ただしアサシンを紹介された者も例外なく時間と共に異界に呑みこまれるので、紹介者は定期的に新たにアサシンを誰かに紹介し続けなければならない。紹介される側の人物はNPCでも構わない。 また、アサシンが消滅する際に周囲一帯を一時的に異界に塗り替え、範囲内に存在する全てのマスターとサーヴァントに肉体・精神の変容判定を発生させる。NPCは問答無用で消滅する。 【weapon】 なし 【人物背景】 かつて山の神への慰撫として生贄に捧げられた少女。首を括られ土に埋められたが、その体が異界へと流れ着いたが故に隠し神と成り果てた。 外見や性格は生前のままだがこの世ならざる異質な存在であることに変わりは無い。彼女の意思とは無関係に彼女と触れ合ったものを異界へと飲み込んでいくため、永遠の孤独を宿命付けられている。 性格はいたって善良であり、非常に気弱で人見知り。中々に可愛い。可愛い。 【サーヴァントとしての願い】 人になりたい。 【マスター】 音無結弦@Angel Beats! 【マスターとしての願い】 もう一度奏に会いたい 【weapon】 なし 【能力・技能】 銃の取り扱いはかなり上手い。不死性は失われている。 【人物背景】 記憶のないままいつの間にか死後の世界にいて、半ば強制的にSSS(死んだ世界戦線)に入隊させられた少年。SSSには安全確保と記憶を取り戻すために入隊しており当初は消極的だったが、ある時を境に積極的に関わっていくことになる。 元々は両親がおらず病弱な妹を抱える苦学生であった。妹の病死をきっかけに医療の道を志すも電車事故で崩落したトンネル内に閉じ込められ乗客たちと一致団結するも救助隊が来る直前に死亡した。 記憶を取り戻した後は生前の後悔や未練を綺麗さっぱり無くすことで死後の世界から卒業することを目指し活動するも、最後にほんの少しの迷いが生じてしまう。 【方針】 聖杯狙い BACK NEXT -011 竜ヶ峰帝人&アサシン 投下順 -009 神条紫杏&アサシン 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT 参戦 音無結弦 000 黄金のホーリーグレイル-what a beautiful phantasm- アサシン(あやめ)
https://w.atwiki.jp/tokyograil/pages/64.html
ゲーニッツ&アサシン ◆kRh/.U2BNI ここは荒れ果てたスタジアム。 つい数刻前までは観客の歓声が轟き、活気が溢れていた姿はもうそこにはない。 あるのは災厄が到来を象徴するかのように空を覆う赤黒い雲に、無残にも破壊されたスタジアムの設備の残骸だけ。 そして残骸の一部を宙に浮かせてしまうほどに激しく突風がなびいている。 この格闘大会、キング・オブ・ファイターズ決勝戦の会場だった場所はまさに地獄絵図であった。 観客はとうに逃げたか、または破壊されたスタジアムに生き埋めにされたか。 そこにいたのは、三人の格闘家に一人の女性、 そしてスタジアムを風だけで破壊した牧師風の格好をした男性であった。 「驚きですね。これ程までとは…」 その男、ゲーニッツは膝をつく。 「神楽さん。あなたが見込んだ方々、なかなかのものでした。しかし、あなた方の手でオロチを封じようなどとは考えない事です。手を引く事をおすすめしますよ」 オロチ。地球意思と呼ばれる人類を滅ぼす存在。今は封印されているが、 それが解かれればオロチの圧倒的な力により人類は無に還るだろう。 ゲーニッツは封印の護り手・神楽ちづるを殺害するためにスタジアムを襲撃したのだが、 キング・オブ・ファイターズ優勝チームの格闘家達との死闘の末、敗北したのだ。 「封じてみせるわ…必ず…」 「勝ち気なお方だ…――いい風が来ました。そろそろ頃合いです」 ゲーニッツの言葉とともに強風がさらに激しさを増す。 当のゲーニッツはというと、敗北したにも関わらず冷静且つ落ち着いている。 よく見ると跪いた姿勢で手のひらに風を集めている。 風が強くなったのはこれが原因のようだ。 「逃げる!?」 その様子を見て彼が何かする気だと悟ったのか、優勝チームの格闘家の一人が声を上げる。 が、ゲーニッツは天を仰ぎながらそれを否定する。 「いえ、召されるのです。――天へ」 その瞬間、言葉に代わってゲーニッツの口から吐き出されたのは彼自身の血であった。 ◆ ◆ ◆ (ですが、残念でなりません。物語の最後を…見れないとは…終幕です…) 自害する刹那、赤黒い雲の隙間からは紅い満月が見えていた。 ◆ ◆ ◆ 天にまします我らの父よ、願わくは、み名を崇めさせたまえ み国を来らせたまえ み心の天になるごとく、地にもなさせたまえ 我らの日曜の糧を今日も与えたまえ、我らに罪を犯すものを、 我らが赦すごとく、我らの罪をも赦したまえ 我らをこころみにあわせあず、 悪より救いだしたまえ 国と力と栄光(さかえ)とは、限りなく汝のものものなればなり 「アーメン」 牧師が主の祈りを唱え終わる。 教会に設置された時計が礼拝の終わりを告げるように音を鳴らす。 ここは無宗教者が多い日本だからか、礼拝に来た信徒は十人にも満たず、時計の音がやけに大きく聞こえる。 教会のつくりは質素ながらも独特な西洋の雰囲気があり、牧師の後ろにそびえる十字架が妙に神々しい。 礼拝が終わると、信徒たちは長椅子から立ち上がり、 ある者は用事のために教会の出口へ向かい、ある者は感動のあまり余韻に浸り、ある者は聖書をもう一度開いた。 「ゲーニッツ先生」 信徒の一人が前に来て牧師に話しかけた。 敬虔な信徒であるようで、その瞳は輝いている。 牧師・ゲーニッツの説教に心を打たれたことが分かる。 「先ほどの説教、私の心にとても響くものがありました。もし時間がありましたらもっと詳しい話を聞かせていただきたいのですが…」 「もちろん、構いませんよ。立ち話もなんですから、控室にご案内しましょう」 ゲーニッツの手引きに信徒がついていく。 彼らを見て本格的に礼拝の終わりを感じたのか、釣られるように残った信徒達もあとに続き、礼拝堂には誰もいなくなった。 控室には膝丈くらいの広いテーブルに、それを挟んで対面する形で置かれている椅子。 ゲーニッツが「どうぞ、座って」という言葉に甘えて信徒は座った。 「さて、先ほどの説教の話ですが」 そう言いながらゲーニッツはテーブルに2つのコップと氷水が入ったピッチャーを置き、信徒に対面して座った。 それを見た信徒は慌てて「注ぎます!」とピッチャーを持ち、水でコップを満たそうとする。 「主が水をワインに変えた話を知っていますね?」 「ええ、主が『これがわたしの血である』と言って弟子に与えたんですよね」 信徒はどんな話をしてくれるのか期待に胸が膨らむあまり、 水をこぼす心配をよそに顔をゲーニッツに向ける。 ガ オ ン ! 「ええ、その通りです。――ほら、水がワインに変わっていますよ?」 「え?」 信徒がコップに目を戻すと、確かに水をコップに注いでいたはずなのにワインが入っている。 それにピッチャーで水を注いでいたはずなのにピッチャーが見つからない。それどころか手も―― 「あ…あ…あああ?」 「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?」 現状を理解した途端、信徒は悲鳴を上げた。 信徒の両手がなくなっていたのだ。ワインに見えたそれは、両手の断面から溢れた信徒の血。 「ワ………ワインの正体は………本当に血だったァーーーーーしかもわたしの血でェ~~~~――」 その台詞を最後に、もう信徒の声は聞こえることはなかった。 言い終わったと思った時にはスデに頭部が消えていたからだ。 その様子を見届けたゲーニッツがふと視線を横にそらすと―― そこには、金のハート型アクセサリが特徴的な長身の男が立っていた。 彼はドアをノックして入ったわけではないし、最初から隠れていたわけでもない。 『現れた』のだ。 その男は信徒の死体に指を食い込ませると、死体がみるみる干からびていく。 原因は男に血を吸われているからである。それは同時に、男が吸血鬼であることも示している。 男の名はヴァニラ・アイス。サーヴァントで、クラスは「アサシン」にあたる。 「……なるほど、これが人間の血か。……力がみなぎってくる感じがする。 ……このような肉体をくださったDIO様はやはり素晴らしいお方だ」 「気が済みましたか、アサシン?」 ゲーニッツは別段驚きもせずに淡々と話す。丁寧な口調も変わらない。 「それにしても、困りますね。少しは慎重にその『クリーム』を使ってくれませんか」 「……私の勝手だ」 「勝手にされてはあなたの死に繋がることを忘れないでください。暗黒空間に飲み込まれれば、私とて無事ではないことはあなたも知っているはず」 「……フン」 アサシンは干からびた信徒の死体をスタンド『クリーム』の口に入れながら気だるげに答えた。 『クリーム』。『クリーム』の暗黒空間に飲み込まれた者は何もかもが粉みじんになって消えてしまう。 それはマスターであるゲーニッツも例外ではない。 マスターの近くにいなければならないというサーヴァントの特性上、 『クリーム』の能力は慎重に扱わなければならないのだ。 それゆえに、少しでも長い時間離れられるように、魂食いをする必要があった。 不定期に教会の控室に入ってくるNPCはもれなくアサシンの餌食となり、暗黒空間に飲み込まれるというわけである。 「……おい」 「何か質問でも?」 「貴様の聖杯にかける願いは何だ?」 それを聞いたゲーニッツは「ふむ」と唇に手を当てて、 「神を目覚めさせる…ですかね」 と短く答えた。 その神の覚醒とは、言うまでもなくオロチの覚醒を意味している。 三人の格闘家に敗れて自害しようとした時には残りの同志達に後を任せ、自らの物語は終わったものと思っていた。 が、聖杯戦争の舞台に立ったその時、ゲーニッツは再現された東京から尋常でないエネルギーを感じた。 聖杯を勝ち取れば、オロチを完全に覚醒させることができる。 あの時の自害はまだ起承転結の『承』でしかなかったことを確信したのだ。 「神の覚醒などと…馬鹿馬鹿しい上に短絡的な…」 「ほう?」 その答えに対し、アサシンは鼻を鳴らす。 「貴様にはその神の『最大の障害』はいなかったのか?」 障害……確かにいる。オロチを封印した忌まわしき三種の神器の子孫。神楽ちづる。草薙京。八神庵。 特に今もオロチの封印を護る神楽ちづるはまさに最大の障害であった。 「なるほど。アサシン、あなたの願いは『最大の障害の存在を抹消する』ことですね?それならばあなたにとっての神も『安心』を得られる…そう言いたいのですね?」 「DIO様は世界の中心となるにふさわしいお方だ。多少の障害は私が出るまでもない。そこらのスタンド使いが挑んだところで軽くあしらわれるだけだ」 すると突然、「だがッ!!」とアサシンが声を張り上げた。唇がピクピク蠢いており、殺意が満ち溢れるような形相で続ける。 「ジョースター…ジョースターの者共は違う!奴らはDIO様を脅かす『最大の障害』ッ!!聖杯の力をもってしても奴らを消さねばならんッ!!」 アサシンの聖杯にかける願い。それは忌まわしきジョースターの者共を『いなかったこと』にしてDIOに『安心』を捧げることだった。 その願いを叶えるためにも、邪魔する者は全員暗黒空間にばらまき、粉みじんにしなければならない。 ――このゲーニッツという男も。 聖杯が叶えられる願いは一つだけ。ゲーニッツにも願いがあることが分かった以上、いつまでも放っておくわけにはいかない。 令呪がある分、今のところは向こうが有利だが――必ず願いを叶えてみせる。 DIO様への忠誠に誓って。 (そちらにも願いがありましたか…こちらには令呪がありますが、いつ裏切られてもおかしくはないと思うべきですね) 行動を共にするものを排除しようと考えているのは無論アサシンだけではない。 ゲーニッツもまた、オロチの完全なる覚醒のために聖杯を勝ち取らなければならない。 機を見てゲーニッツを消そうとしてくることも視野に入れておかねばならないが…やはりここは『協力』が必要だろう。 一時的な協力だが、やはりアサシンの宝具が味方にいるのならば心強い。 こちらもマスターといえど、『吹き荒ぶ風のゲーニッツ』の異名を持ち、同志からも一目置かれるくらいには実力がある。 ―――全ての参加者を排除する。 お互いの『最後の障害』はそれから考えればいい。 アサシンの望みを聞いたゲーニッツは立ち上がり、控室の窓を開ける。 その瞳は人のものではなく、蛇のように縦に割れていた。 「いい風が来ました。アサシン、お互いにとっての神のために―――聖杯を勝ち取ろうではありませんか」 【マスター】 ゲーニッツ@ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズ 【マスターとしての願い】 オロチを完全に覚醒させ、人類を滅ぼす 【weapon】 特になし 【能力・技能】 「風」の力を操る。 任意の場所に竜巻を起こしたり、かまいたちを発生させて相手を切り裂くことができる。 他には風に乗って瞬間移動することもできる。 【人物背景】 「風」の力を操るオロチ八傑集の一人。 八傑集随一の実力者で、オロチ復活を目論む一族の実質的なリーダーだったと思われる。 他の八傑集も同様だが、人の形をした完全な人外で、はるか昔から転生を繰り返して現代まで生き延びてきた。 戦闘能力は若い頃からズバ抜けたものがあり、 オロチの力を奪おうとしたルガール・バーンシュタインと一戦交え、右目を奪って退けている。 そのやり方は極めて冷徹で、オロチ復活に非協力的だった八傑集の一人を、 その娘に宿るオロチ八傑集の力を暴走させることで両親を殺害させる。 その行動理念は全てオロチの意思によるものであり、普段のゲーニッツはそれほど残忍ではない。 キング・オブ・ファイターズが開催される直前には、三種に神器の力を測るために 草薙京に野試合を仕掛けて片手で圧倒した。 この時点で結束が不十分な三種の神器は脅威になり得ないと判断したゲーニッツは 封印の最後の護り手、ちづるを排除すべくキング・オブ・ファイターズの決勝戦会場を強襲するが、 優勝チームに敗れ自らの風の力を使い自害した。 【方針】 優勝狙い。邪魔する者は殺す。 【クラス】 アサシン 【真名】 ヴァニラ・アイス@ジョジョの奇妙な冒険 【パラメータ】 筋力B 耐久A+ 敏捷D+ 魔力E 幸運D 宝具EX 【属性】 混沌・悪 【クラス別スキル】 気配遮断:- 自身の気配を消す能力。 宝具によって気配を断つため、このスキルには該当しない。 【保有スキル】 邪悪の加護:EX 邪悪の化身への忠誠に殉じた者のみが持つスキル。 加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、自己の忠誠から生まれる精神・肉体の絶対性。 ランクが高すぎると、人格に異変をきたす。 EXともなると『バリバリと裂けるドス黒いクレバス』のような歪んだ精神になる。 戦闘続行:A 信仰の強さ。DIOに刃向う者を消すことへの執念でもある。 決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の重傷を負ってなお戦闘可能。 吸血鬼:D 多くの伝承に存在する、生命の根源である血を糧とする不死者。 一度は死んだもののDIOの血により蘇生されたことで肉体が吸血鬼と化した。 しかし吸血鬼になって間もない状態の上、一人の生き血も啜らずに死亡したためランクは低い。 並外れた筋力に吸血、再生能力など人を超越した様々な異能力を持つが、 ランクが低いために使えるのは前の三つだけである。 代償として紫外線、特に太陽光に弱いという致命的な弱点も持つ。 【宝具】 『亜空の瘴気(クリーム)』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1 生命が持つ精神エネルギーが具現化した存在。所有者の意思で動かせるビジョン『スタンド』。 口から先はアサシン以外のあらゆるものを『粉みじん』にする暗黒空間へと繋がっており、アサシン以外は入った瞬間に消滅してしまう。 また『スタンドの口の中に入る→スタンドがスタンド自身を脚から順に飲み込む』といった手順で通常空間から姿を消し、 暗黒空間への入り口を球状に露出させて『触れるもの全てを消滅させる不可視の球体』になることもできる。 この状態で移動する際は臭いも音もなく色も完全に透明であり、 攻撃しようにもアサシン本体に届く前に攻撃が『粉みじん』になってしまうため、 相手は逃げる以外の一切の抵抗が出来ない。 アサシンはこの宝具を気配遮断スキルの代用としているが、 厳密には気配を遮断しているのではなく『この世から魂と肉体を別世界にうつしている状態』である。 そのため、『気配遮断を無効化する能力』ですら『亜空の瘴気』には無力である。 ただし、暗黒空間からは外の様子が見えず、攻撃の際に一切の衝撃・手ごたえが無い。 そのため、逐一顔を出して相手の位置を確認する必要がある。 あらゆるものを無差別に暗黒空間へ飲み込むという特性上、マスターをも飲み込む危険があるので細心の注意が必要。 【weapon】 宝具『亜空の瘴気』のスタンドビジョン スタンドで格闘戦を行うことが可能。 ステータスはサーヴァント換算で、 筋力C、耐久D、敏捷B相当。 暗黒空間に隠れて移動するときはこちらのパラメータが適用される。 【人物背景】 エジプトのDIOの館にて、ジョースター一行の前に立ち塞がった最強にして最後の刺客。 DIOに心からの忠誠を誓っており、自らの首を切断してDIOに血を捧げたほど。 この時、DIOの血で蘇生された時に身体が吸血鬼と化しており、それに本人は気づいていなかった。 普段は冷徹だが、DIOが関わると、 『砂で作られたDIOの像を壊させた』という理由で蹴りだけでイギーを殺してしまうほどに 激昂して普段以上の残忍さを見せる。 上記の凶悪なスタンド攻撃によりアヴドゥルを即死させ、イギーを蹴り殺したが、 最期はポルナレフに吸血鬼であることを看破され、日光を浴びて死亡した。 【サーヴァントとしての願い】 ジョースターの存在を『なかったこと』にし、 DIOの勝利を確実なものとする。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/10742.html
FS/S34-079 カード名:“英霊”アサシン カテゴリ:キャラ 色:青 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:2500 ソウル: 1 特徴:《サーヴァント》?・《武器》? 【永】 相手のターン中、前列の中央の枠にこのカードがいるなら、このカードのパワーを+2000。 アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎 レアリティ:R illust. これまでと異なり、UBWのブースターでは「アサシン」として登場した佐々木 小次郎。 厳密な意味での「英霊」ではないはずなのだが、他のサーヴァントにあわせたのか、カード名は“英霊”となっている。 中央の枠においておけば、相手ターン中はパワー4500。相打ち持ちさえ出てこなければ、なかなかの場持ちが期待できる。 複数枚引いてしまうと腐るので、採用枚数はよく考えたい。 原作での柳洞寺の門番としての役割と、そこから離れることのできない様子をうまく再現した一枚だといえる。
https://w.atwiki.jp/winterfate/pages/122.html
とあるマンションの一室で、二人の男が話し込んでいる。 双方とも表情はいたって真剣、テーブルを挟んで一言、二言と言葉を交わし、そして頷く。 眼前のテーブルの上には、数百万はあろうかという札束が無造作に置かれていた。 「ほなこれで……どないでっか」 「うむ」 頷いたのは、博物館でしか見れないような古風な服装を身にまとった、険しい表情の男であった。 現代のマンションの一室にこんな恰好でいるなど、どう見ても尋常ではない。 何者かとその顔をよく観察すれば、人の世の裏も表も見渡してきたと言わんばかりの苦労の跡が、眉間の皺と眼元のくまに表われている。 そして何より、生まれながらにしてその身に纏う王気とも呼ぶべき威厳が、この人物が只者ではないと無言のうちに語っていた。 ――そう、この人物はサーヴァントである。歴史にその名を刻むに相応しい偉業を成した大人物なのである。 「では、確かに」 そのサーヴァントに向かって、もう一方の男がテーブルから札束を二つほど掴みあげ、それをずい、と差し出した。 スーツに銀縁眼鏡、こちらはいたって普通の当世のいでたちだ。 差し出した手の甲には真紅の紋様が刻まれており、その男が聖杯戦争の参加者――令呪を持つマスターの一人であることを示していた。 「……貰おう」 「あげたんと違いまっせ。貸したんでっせ」 「そうだったな」 札束を受け取ったサーヴァントは苦笑した。 サーヴァントとは、すなわち古の英雄だ。 歴史に名を刻んだ破格の稀人だ。 そのことを知っていてなお、その真名を知っていてなお、全く怯えを見せぬ胆力は呆れるほどに見事という他ない。 「二百万のうち十日分の利息を前もって頂きますよって、そちらには百八十万お渡しということになりますな」 「ハッ、阿漕なものだ。払わぬといったらどうなるのだ?」 「そらあもう……令呪三画ぜんぶ使っても取り立てまっせぇぇぇぇッ!!!!」 ハッタリではない。 この男は絶対に取立てを諦めない。 ヤクザだろうが政治家だろうが英霊だろうが、貸した金は必ず取り立てる。 それがミナミの鬼と恐れられた萬田銀次郎という男である。 ◆ とある町役場にて。 「ごめんやっしゃぁぁぁぁあ!!」 「何事ですか一体……げ、げぇぇっ! 萬田さん!」 「毎度! 皆山はん、今日が利息の振り込み日でっせ」 「わ、わかった。わかってるから職場まで来られると、私の立場というものが……」 「前の利息の振り込みトバシかけといて、おかげでワシの金貸しとしての立場が危ういっちゅうのに、オノレの立場がどないやっちゅうんじゃボケェ!」 「ひぃぃぃぃぃ!!!!」 ――まったく、今の世も変わらんな。 とある繁華街にて。 「毎度! 今回の利息、確かに頂きましたわ」 「あの……申し訳ないんですが、もうちょっと貸して頂けませんか」 「そら構いまへんけどな……ホストクラブ通いもほどほどにしとかんといけまへんで」 「か、関係ないじゃないですか、萬田さんには」 「関係ありまっせ。アンタが焦げ付かせた金額がデカければデカいほど、無茶な取り立てせなあきまへんからな。 ソープに落とすだけで済む金額ならワシも面倒が少なくてすむんや」 「……」 ――金を持っていない者ほど金を吸い取られる。 とある夜のオフィス街にて。 「広瀬はん、こんな夜中にどこにいかれるんでっか?」 「げ、げええええええええ、萬田はん!!?? い、いや、ちょっとビジネスや、忙しいんで、また後で……」 「権利書から小切手帳から全部持ち出して、何のビジネスだすか?」 「な、なぜそんなことを……!」 「おどれ、全部ウラは取れとるんやどぉぉぉぉ!! この萬田銀次郎から金を借りたまま夜逃げしようとは、このダボがぁぁぁぁ――ッ!!」 ――金を持っている奴ほど、金を払うことを惜しむ。 とある怪しい企業事務所にて。 「萬田さぁん、アンタのとこの借金ってさあ、違法だよねえ」 「へえ、それが何か?」 「だったらさあ、過払い問題ってやつ? 正規の利息分だけしか払う義務はないよねえ」 「しかし、その条件で承知して借りたのはあんさんでっせ?」 「関係ねえええええ!! 関係ェェねえええええ!! 法律でそう決まってるなら、悪いのは違反してるアンタの方だああああああ!!」 「なるほど、そういうことなら……アサシンはん、頼んます」 「は? 何言って、え、ちょっと、何こいつら、いつの間に、出てきて――」 ――儲かっている奴ほど、金を惜しむ。もっと儲けられるはずだと払う金を惜しむ。 「承知した――――貴様。今すぐ、金を払え」 ◆ 「かんぱーい!」 ここは冬木市内のとある料亭の一室。 萬田銀次郎とそのサーヴァントであるアサシンは、慰労の食事会を行っていた。 アサシンの服装は自分の生きた時代のそれではない。 当世のブランドスーツにべっこうぶちの伊達眼鏡で、厳格なビジネスマンといった雰囲気を醸し出している。 他にもコート、ビジネスバッグなどなど、これらはマスターである萬田銀次郎に借金して取りそろえたものであった。 その借金の返済のために、自らの宝具を使って萬田の仕事の手伝っていたのだ。 アサシンの宝具である密偵集団――血滴子は、債務者の動向を完全に把握し、夜逃げなど絶対に許さない。 いざ戦えば、ヤクザの集団など一顧だにしない戦闘力を誇る。 まさに萬田のビジネスのためにあるような宝具である。 だが普通であれば、自らの生き様を象徴するに等しい宝具を、卑しくも借金取りなどに使う英霊などいないはずなのだが―― 「余の皇帝としての人生も、借金と税金の違いこそあれ、取り立て人として全てを捧げたようなもんやったからなあ」 アサシンはテーブルに並べられた様々な料理に箸をつけつつ、しみじみとその理由を語った。 萬田の関西弁がいつのまにかうつっており、その姿は威厳のイの字もない大阪のおっちゃんである。 「庶民への重税とかやないんや。賄賂やら脱税やらでがっぽり貯めこんどる富裕層から正規の税金貰おうとしただけやねん」 「それでも取り立て人ちゅうのはどこでも、どの時代でも恨まれますからなあ」 「せやせや。キリストはんの聖書でもやたら悪人扱いや。しかしマスターはどうせ恨まれるならなんで闇金融やねん。税吏じゃあかんのかい」 「性分といいますか……世の中、なんでも表と裏がありまっさかい。ワシはたまたま裏の方に縁があったということですかな」 「そういうもんかのう」 やがて夜は更け、宴もたけなわ。 アサシンは現世の料理を随分と楽しんだようだ。 ぐいとビールを仰いでから大きくため息をつき、そして呟くように語り始めた。 「いや楽しい。今、振り返れば余の人生は心から楽しめる瞬間などほとんど無かったように思う。 こうしてこの当世の衣装に身を包み、今の世の風俗を楽しんだだけで、サーヴァントとして呼ばれた甲斐はあった」 「大中華を統べる皇帝陛下にしちゃ慎ましやかですなあ」 「そういうものだ。強大な権力の中枢に居続けたそのかわり、自由などなかった」 萬田もアサシンの真名が分かってから、それなりに調べてはみた。 清朝五代皇帝、雍正帝・愛新覚羅胤禛。 ケチで疑い深く、密偵を全国に潜ませ、役人たちを監視、弾圧し続けた。 血なまぐさい後継争いの末に勝ち残り、独裁君主として弾圧と粛正を繰り返した人物であると。 その一方、熱心に政治を行い、税制改革などで功績をあげるなど、よく見れば全面的に悪い君主ではない。 だが。 「これを見ろ、マスター。我が父と息子の名はこの異国の書物にまでのっているのだぞ」 そういって取り出したのは世界史の教科書である。 これも萬田から借りた金で買ったのだろう。 いや、その分は働いて返したのだから、正確にはすでにアサシンの金であるだろう。 そこには確かに四代康熙帝、六代乾隆帝の名はあるが、五代目の名前はない。 「父上と我が息子は確かに傑物であった。それに比べて余は凡庸かもしれん、それは甘んじて受け入れよう。 だがそれでも、余はその身命の全てを国に捧げたという自負はある。 せめて……せめてもう少しだけでも評価されたいと願うのは、浅ましい願いであろうか」 他人の評価など所詮はあてにならぬものである。 大国の皇帝として、国体をつつがなく次代へと繋げただけで、それは偉業である。 しかしそれを他人が言ったところで、認められたいという気持ちが簡単に消えるわけでもないだろう。 結局は自分次第であり、自分の中の願望をどう処するかということなのだ。 「ワシにアサシンはんの願いについてどうこう言う権利なんぞありまへんがな。 しかしこうなったからには聖杯はんに願いの一つでも叶えてもらわんとワリに合わん、とはおもっとります」 「ふむ……それは一体」 「世界平和でんがな。平和な世の中でないと金貸しなんぞやってられまへんからなぁ!」 「なるほど、確かにな!」 アサシンは呵々、と笑った。 【CLASS】 アサシン 【真名】 雍正帝 愛新覚羅胤禛(ヨウセイテイ アイシンギョロ・インジェン) 【出典】 史実 【マスター】 萬田銀次郎 【性別】 男性 【属性】 秩序・悪 【ステータス】 筋力E 耐久C 敏捷B 魔力B+ 幸運B 宝具B+ 【クラス別スキル】 気配遮断:C サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 【固有スキル】 貧者の見識:B 相手の性格・属性を見抜く眼力。言葉による弁明、欺瞞に騙され難い。 皇帝に即位する以前、雍正帝は四十年余りの時間を学問と、そして何より兄弟たちの骨肉相食む宮廷闘争を間近で観察することに費やした。 皇帝の子という最も尊ばれる身分でありながら、人間の最も醜い面を見つめ続けたことで得たスキル。 皇帝特権:B 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。 黄金律:B 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。 大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。 【宝具】 『血滴子(フライング・ギロチン)』 ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:99人 独裁君主として君臨した雍正帝は直属の密偵部隊を従え、中国全土の官吏たちを密かに監視していた。その部隊こそが血滴子である。 外見は黒づくめの旗袍(チャイナ服)、鎖で繋いだバズソーを武器とし、密偵や暗殺をこなす恐るべき諜報集団。 一人ひとりが凄腕のスパイであり、多数でかかればサーヴァントを討ち取ることも不可能ではない。 だがその真価は大清帝国全土を監視したという逸話の通り、情報収集能力にある。 ひとたび標的をマークすれば、たちまち戦力や真名の手がかりまで暴いてしまうだろう。 『大義覚迷録(シノセントリズム・ジャスティス)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~3 最大捕捉:1人 中華皇帝の色を現す黄色のページで書かれた一冊の書簡。 蛮族と蔑まれていた満州族が、中華思想において漢民族の上に立つ正統性を示した記録である。 雍正帝はこの件について自ら漢民族の学者と討論し、これを論破したという逸話が宝具となった。 対象のあらゆる価値観を破壊し、雍正帝を絶対正義とあがめる奴隷にする凶悪な洗脳宝具。 抵抗に失敗してしまえば、人間でもサーヴァントでも人格が破壊されるため、生きている限り二度と元には戻らない。 【Weapon】 自らの宝具である血滴子たちを護衛兵として出現させる。 【特徴】 中華皇帝を現す黄金の龍を刺繍した帝服に身を包む陰気な目つきの男。 ケチで金にうるさく、疑い深い性格。 目の下に濃いくまがあり、顔色は悪い。 自ら揃えたスーツと眼鏡をかけているが戦闘時は元の服装に戻る。 時々マスターからうつった関西弁がでる。 【解説】 18世紀初頭、中華史上最高の皇帝と呼ばれた清朝四代康熙帝の後を継いだのが、五代雍正帝こと愛新覚羅胤禛である。 彼は第四皇子として生まれた時から十数人もの兄弟たちの権力闘争の中で育ち、そのせいか非常に猜疑心の強い人物だったと言われる。 彼自身を皇太子に祀り上げようとする有力貴族たちの誘いに一切のることをせず、約四十年間を学問と仏教信仰に捧げた。 この時点で次代の皇帝になろうとする野心など、彼には一切なかったはずである。 ところが皮肉にも、我が子たちの醜い権力闘争によほどうんざりしていたのか、父である先代皇帝は一切の野心無き彼を後継に指名する。 この瞬間、一人の恐るべき独裁皇帝が誕生した。 有力者たちの派閥に組しないということは、誰も依怙贔屓しないということである。 誰の後ろ盾もないが、その代わり誰でも敵として叩き潰せるということである。 彼は皇帝に即位してからすぐに実の兄弟である皇子たちを粛正、有力貴族にも一切容赦をせず恐怖政治を敷いた。 全国に密偵を派遣し、官吏たちにこまめな報告を義務付け、不正を行えば誰であろうと処罰した。 その一方で自らにも厳しく、全国から集まる報告の書簡に自らすべて目を通し、睡眠時間は四時間に満たなかったと言われる。 前述の密偵も、ただ監視をするだけではなく、下級官吏に業績の優れた者がいればこれを褒賞した。 そんな激務を続けた結果、即位から十三年で死没。過労死した疑いが一部でまことしやかに囁かれている。 当時の清王朝は、先代康熙帝の華々しい戦功の陰で、内部は腐敗しつつあった。 腐敗の原因は、王朝の運営母体そのものである中華のエリート官僚たちである。 それを取り締まれるのは彼らの上に立つ皇帝しかいないので、雍正帝は彼らの憎悪を一身に浴びながらも改革を断行した。 監視の目が届かず、不正を放置されていた地方政官を粛正し、賄賂で税金逃れをしていた富豪も取り締まった。 雍正帝は中華を治める皇帝でありながら、中華全土の官吏を敵に回して税金を取り立てた、中華最強の取り立て人である。 【サーヴァントとしての願い】 独裁者としての悪名を返上したい。 【マスター】 萬田銀次郎@ミナミの帝王 【能力・技能】 利息は十日で一割増えるトイチの闇金融を経営している。 数千万の現金でも自由に用意できる資金力があり、また夜逃げした相手を絶対に逃がさない探偵顔負けの追跡術もある。 ヤクザ相手に一歩も引かない胆力の持ち主で、よく法律相談も引き受けるなど、様々な方面の知識に詳しい。 【人物背景】 ギンブチメガネと大仰な関西弁がトレードマークの闇金融屋。 幼少時代、非常に裕福な家庭(父親は萬田建設の社長・萬田浩一郎、母親は里子)で育つ。が、紆余曲折有って、後に貧困地区に堕ちた萬田銀次郎。 そこで「長老」をはじめとする元エリート層から落ちぶれた住民に政治・経済・礼節等を徹底的に叩きこまれる。 その後、金貸しの師匠・矢吹金造に金融のイロハを習い、ミナミのマンションの一室に裏金・『萬田金融』(「萬田銀行」と称することもある)を開く。 利息はトイチ、「逃げれば地獄まで取り立てに行く」が謳い文句で、法の中と外のボーダーラインで活動している。 ヤクザや権力者でも萬田の取り立てからは逃げられないといわれ、周囲からは「ミナミの鬼」と恐れられる。 冷酷ではあるが、萬田に返済できない状況に陥った債務者から話を聞き、事情によっては返済できる状況に戻すような人助けをすることも多い。 もっとも、それはあくまでも「ワシに返済させるためにやったことだ」という体裁である。 一方で債務者から取り立てる代わりとして、萬田が自ら詐欺を仕掛けて嵌めた事例もある。 【マスターとしての願い】 世界平和。
https://w.atwiki.jp/acbh/pages/100.html
あ、ついにできたのか。前からほしいと思ってたけどいい出しづらかったからな~ - 名無しさん 2011-05-08 22 16 13 ぜひ活用してやってください - 名無しさん 2011-05-08 22 57 00 http //www.kotaku.jp/2011/05/ac_knife_dyi.html 実際に動く! 『アサシンクリード』のアサシンブレードを自作した男(動画あり) - 名無しさん 2011-05-08 22 56 31 こ、これはほしい・・・ - 名無しさん 2011-05-09 18 33 53 新作が発表されたな。次もエツィオらしいが、少し前に噂にあったフランス革命だか何だかは結局ガセか? - 名無しさん 2011-05-09 12 38 33 もしかしたらそれは3の情報とか………… ないか3はおそらく現代がメインかな? - 名無しさん 2011-05-09 16 58 16 なぜエツィオはトルコに・・・アルタイルの記憶を追うって話になるらしいけどなんのために・・・アルタイルもいったいなにしたんだ。いい加減WW1か2あたりだと思ったんだけどなー。好きだからいいけど - 名無しさん 2011-05-09 18 35 53 http //gs.inside-games.jp/news/277/27796.html - 名無しさん 2011-05-09 19 28 57 今度のエツィオは50過ぎだもんな…。ゲーム画像見る限り、BHと結構差があるな。格好もなんかシンプルになってるというか、アサシンブレードに銃武装とか見えないし。300種類以上の爆弾作れたり、新たな武装があるみたいだが、特集記事が楽しみだ。詳しい教団システムもきになる。 - 名無しさん 2011-05-09 23 39 17 BHの時でさえ中年なのに今回は完全におじいちゃんだよね。次回作は体力あまりないからもっとステルス性を重視するとか? - 名無しさん 2011-05-10 00 05 29 現役エツィオにとりあえずあっぱれといいたい。獲得したアジトにマスターを含むアサシン一団を派遣出来るみたいだから、多分アサシン教団の長の立場のままかもしれないが…。新しい仲間というのも気になる。BHの戦闘システムも気に入っていたんだけどな…。早く発売してほしいよね。 - 名無しさん 2011-05-10 01 25 56 ストリークに投げナイフや銃を組み込むことができるんですね。これ覚えたら先頭が劇的に変わりました。街中でやると市民を巻き込むけど^^; - 名無しさん 2011-05-10 03 59 29 http //www.gameinformer.com/b/features/archive/2011/05/09/the-multiplayer-of-assassin-39-s-creed-revelations.aspx プロデューサーにマルチプレイについてインタビュー #revelations - 名無しさん 2011-05-10 09 23 32 ↑英語はぼく、わかんないや。 - 名無しさん 2011-05-10 10 30 03 http //www.kotaku.jp/i/2011/05/acr_revelations.html 製作者が語る「今作では大きな謎が明かされる。」#Revelations - 名無しさん 2011-05-12 21 38 28 とかとかいいながらまたすごい謎が最後に残るんだろうなあ。てか大きななぞは50代のおっさんがどう子供を作ったか・・・というか弟子とか引き継ぎがほしいなあ - 名無しさん 2011-05-12 22 05 10 2→BHの引き継ぎがなかったか - 名無しさん 2011-05-12 23 42 51 ごめん。 なかったから無しかな。 PSP版との連動もあったんだから、できそうだけどね。 - 名無しさん 2011-05-12 23 43 49 今度はどんな理由で装備を失うんだか… - 名無しさん 2011-05-12 23 59 36 イスタンブールまで行くんなら、船に積み込み制限があるんじゃない? - 名無しさん 2011-05-13 12 31 59 おじいちゃんには重すぎるとか?それで向こうで軽くて丈夫な鎧を買っていくとか? - 名無しさん 2011-05-13 17 33 19 ユービーアイソフトは、『アサシン クリード』シリーズが発売5周年を迎えたことを記念して、アートコンテスト”アサシン クリード クリエイティブアワード”を開催することを発表した。2011年6月15日~7月10日までの期間に、『アサシン クリード』の世界観をベースした静止画作品を一般から公募し、グランプリ作品には賞金30万円と副賞が贈られる。 http //www.famitsu.com/news/201105/13043563.html - 名無しさん 2011-05-13 18 39 27 衣装の基本色が白じゃないことも驚いた。アサクリは新作出す度にクオリティーが高くなってくな。 - 名無しさん 2011-05-14 07 38 03 一作目で予想外のヒットだったから、それ以降はどんどん予算とか人材が充てられるようになったんでしょ。UBIを辞めたアサクリのパトリス・デジーレは、それが嫌だったらしい。 - 名無しさん 2011-05-14 07 59 01 次回作ではエツィオの死に様が描かれるらしい。 つソースhttp //gamesyndicate.net/2011/05/14/assassins-creed-revelations-feature-death-ezio/ アニムスでどうやって死に様を体験するんだろう。 #Revelations - 名無しさん 2011-05-15 23 02 39 体験するのではなくエツィオの子供のアニムスからエツィオの死を見る。とかかな? - 名無しさん 2011-05-16 03 07 55 直接エツィオで体験じゃなく、エツィオの子供になって目撃するってことか。切り替えをどうストーリーに組み込むのかな。RDR的な感じだろうか。 - 名無しさん 2011-05-16 08 04 54 せめて敵に殺される死に方だけはさけてほしいな…。 - 名無しさん 2011-05-16 18 45 37 『Assassin's Creed Revelations』はUbisoft史上最大の規模で開発 http //gs.inside-games.jp/news/279/27916.html - 名無しさん 2011-05-17 09 58 56 だけどH男さんあちらのお国にいったらクリア後どうなんねん? - 名無しさん 2011-05-17 17 58 30 クリア時にはもっと凄い所にいそう。 かつて来たりし者関連の・・・どこかに。 - 名無しさん 2011-05-17 21 57 38 Ubisoftが『アサシンクリード』『スプリンターセル』などの人気作品の3D映画化を発表 http //www.kotaku.jp/2011/05/ubisoft_films.html - 名無しさん 2011-05-17 22 01 53 AC Revelations Back To The Present http //www.gameinformer.com/b/features/archive/2011/05/13/ac-revelations-back-to-the-present.aspx Revelationsでは、今までよりも多くの時間がデズモンドに割かれている。ルーシーの運命はまだ決まっていない。 この二点が一番大事かな。 - 名無しさん 2011-05-17 22 41 33 Revelationsで登場するキャラクターの紹介が掲載。エツィオはアサシンとしての役割ではなく自分自身のアイデンティティを求めてアルタイルの足跡を辿る。新キャラクターとしてはビザンツ帝国皇帝のパラエオロゴス、オスマン帝国のスルタンであるスレイマンらの実在の人物や、デューラーの絵画に登場するベネツィアの貴婦人をモデルにしたSofia Sortoという女性が登場する。Sofia Sortoはコンスタンティノープルで書店を開業しており、エツィオは彼女に惚れ込む。Yusuf Tazimはコンスタンティノープルにおけるマスターアサシンだ。エツィオがマスターアサシンに昇格して以来、彼とは友好的なライバル関係が続いている。 記事では他にもThe Vanguard、The Guardian、The Bombardierらのマルチプレーヤーキャラクターも紹介されている。 http //www.gameinformer.com/b/features/archive/2011/05/17/the-characters-of-assassin-s-creed-revelations.aspx?PostPageIndex=1 - 名無しさん 2011-05-18 10 11 17 お、嫁きた - 名無しさん 2011-05-18 17 08 55 BHの雑談掲示板でニュース速報するのも変な話なので、Revelationsのwiki作りました。→http //www47.atwiki.jp/revelations/pages/1.html 初めて作るので不備もあるかと思いますが、活用してやってください。 - 名無しさん 2011-05-18 16 47 59 はやいw でもお疲れ。おれも参加してみたいけど難しそうだ - 名無しさん 2011-05-18 17 07 59 対して難しくないし、失敗しても他の人が簡単に修正できるのでどんどん編集してみてください。練習しないといつまでも上達しませんから! - 名無しさん 2011-05-18 17 11 22 ありがとう。まず登録してみる - 名無しさん 2011-05-18 20 49 26 アルタイルの服の質感がなくなっていってる気がする - 名無しさん 2011-05-20 19 18 48 何の話ですか。 - 名無しさん 2011-05-20 23 21 38 黒wikiが検索で出にくくて使いづらい。SEOで白wikiより上に表示できないの? - 名無しさん 2011-06-02 20 55 11 なんでこんなにレベルあがらないんだー 50にしたら全トロフィーなのに・・・ - 名無しさん 2011-06-04 08 28 53 個人的にはもっとレベルほしかった、コツさえつかめば数週間でいけるし、100ぐらいでもよかったような - 名無しさん 2011-06-04 18 31 46 マルチプレイ始めました。なかなか楽しいね。たまにスモークボムを平気で抜けてきたり、咳き込んでるのに反撃されるのはラグのせいかな。レベル差は思ったほどゲームに影響しないのかな?強い人との差はプレイヤースキルの差のほうが大きいように感じる。 - 名無しさん 2011-06-26 19 59 14 マルチプレイの煙幕が全然効かない。ラグのせいかと思い早めに投げても構わず突っ込んでくる人に殺される。そのくせ敵の煙幕は暗殺モーション開始と同時くらいでも効く。ほかにも屋根や壁を突き抜けて攻撃されたり。人垣の向こうから飛んできて攻撃されたり。位置バグやラグだとしてもひどすぎる。 - 名無しさん 2011-07-10 12 35 24 開始直後、殺されるシーンから始まるとか酷ぇぜ。コンパスが消えて、ほかのPCのペルソナが見えなくなるとかのバグもたまに起きる。 - 名無しさん 2011-07-12 19 44 01 煙幕は範囲ギリギリで待たれてダッシュか待つかの二択掛けられると一秒も猶予ないんじゃないかな ラグのせいで更にきついから早歩きで逃げると見せつつ止まって煙幕にすればそれなりに当たる ミュートなら範囲のおかげで待つのは潰せるけどダッシュが… - 名無しさん 2011-07-19 01 36 10 飛翔きつすぎる - 名無しさん 2011-08-04 20 19 56 なあSPエディションのコードがいらないんだけど - 名無しさん 2011-08-11 13 59 48 8ビット アサシンクリード いいね。! http //www.ubiworkshop.com/post/?pid=3081#more-3081 - 名無しさん 2011-08-20 15 29 45 なんで2のアサシンの衣装は自由に選択出来ないんだ? - 名無しさん 2011-08-22 11 48 56 今日久しぶりにオン対戦やったけどやっぱり過疎ってるしレベルも下がっちゃってるね。ところで使われると嫌われるアビとかって今ありますか?やってるとみんな抜けてしまうので‥‥‥‥ - 名無しさん 2011-08-30 19 44 48 何使ってたん? - 名無しさん 2011-09-15 18 49 22 最初は煙幕と毒で2位と2000ポイント引き離したらぐらいで煙幕と突進にきりかえたんだけど - 名無しさん 2011-09-15 20 54 21 突進は皆あまり使って無いかな - 名無しさん 2011-09-17 19 41 08 やっぱ突進が問題だったかな? じゃあ1位になって反撃狙いに切り替える時はみんなミュート使ってるのかな? - 名無しさん 2011-09-18 00 41 43 金稼ぎには意外とサンタジェロ上の近くのピンク色の服を着ている人をスリすると意外と金稼ぎができる悪いうわさがきになるひとは盗賊を雇えばいい - 名無しさん 2011-10-04 20 19 22 2のときとカテリーナの顔が違いすぎる。若くなった感じ。 - 名無しさん 2011-11-12 00 11 12 アサシン最高 - 名無しさん 2011-11-12 15 54 42 情報がまだ余りない時にパッケージ見て、これがh男の新しい仲間なんだー。と思っていた自分が恥ずかしい。 - 名無しさん 2012-03-08 22 17 34 煙幕かけながら毒する奴は最低 - 2012-03-10 17 01 16 2の掲示板が無かったから、ここで言うのも何だが、久々に2やったら、ある軽装兵だけ鎧が黒っぽかったんだが。試しに色違いと通常の軽装兵を殺して並べてみたけど、やっぱり鎧が黒ぽかった。色違いっているものなんかね?因みにフィレンツェにて目撃。 - 名無しさん 2012-05-06 13 30 03 かゆいとこには手の届かないwikiだなぁ - 名無しさん 2012-06-08 06 16 01 ラーシェイア、ワキュン、ムトラクベイル、クルンムーキン - 名無しさん 2012-09-28 23 19 43 Assassin's Craft III - E3 Cinematic Trailer (Minecraft and Assassin's Creed 3 Mashup).mp4 - 名無しさん 2012-10-07 21 31 39 http //nicoviewer.net/sm18805006 - 名無しさん 2012-10-07 21 31 57 ダ・ヴィンチ失踪してるときにベンチに座ったら普通にダ・ヴィンチ出てきてワロタ - 名無しさん 2013-01-29 20 02 42 PS3版のBH・リベ・Ⅲ所有の方、マルチのトロ取るついでに一緒に遊びませんか?IDは名前なのでPSメールください。ちなみに6人で締めたいと思います。 - y-kanae 2013-02-14 22 23 23 PS3版ブラザーフッドのマルチのトロ取得、協力してくれる方最大6名を募集します。現在、過疎が激しく全く人がいない状況です。よろしくお願いします。名前がPSIDですからそこにメッセをお願いします。 - owatawww 2013-03-12 00 15 40 やっとプラチナゲットだ。さらばBHよ。 - 名無しさん 2013-05-24 18 14 55 これマルチクソゲーだな - 名無しさん 2013-07-31 03 04 00 これマルチクソゲーだな 今やっとレベ40まできたが トロフィーないとここまでしないわ ラグラグすぎてこっちの反撃通らんわ攻撃迄も上書きされないのには驚き レベ50の外人どもが無双状態で何が楽しいんだか無駄にポイント稼ぎまくってウザすぎ 煙幕→毒とやっても密着なのに毒発動しないで反撃喰らう場合まである は?ってなるわ これ程の外人優遇ゲーなのにはイライラmaxだわ - 名無しさん 2013-07-31 03 15 59 これマルチクソゲーだな 今やっとレベ40まできたが トロフィーないとここまでしないわ ラグラグすぎてこっちの反撃通らんわ攻撃迄も上書きされないのには驚き レベ50の外人どもが無双状態で何が楽しいんだか無駄にポイント稼ぎまくってウザすぎ 煙幕→毒とやっても密着なのに毒発動しないで反撃喰らう場合まである は?ってなるわ これ程の外人優遇ゲーなのにはイライラmaxだわ - 名無しさん 2013-07-31 03 18 42 これマルチクソゲーだな 今やっとレベ40まできたが トロフィーないとここまでしないわ ラグラグすぎてこっちの反撃通らんわ攻撃迄も上書きされないのには驚き レベ50の外人どもが無双状態で何が楽しいんだか無駄にポイント稼ぎまくってウザすぎ 煙幕→毒とやっても密着なのに毒発動しないで反撃喰らう場合まである は?ってなるわ これ程の外人優遇ゲーなのにはイライラmaxだわ - 名無しさん 2013-07-31 03 19 10 アサクリあるある早く言いたい - 悦男 2013-08-04 22 53 32 いまさらですがオントロフィー全般の談合メンバー募集です。ヘッドセッドないのでスカイプabc36038までお願いします - 名無しさん 2016-02-29 14 58 40 •PS3版でオンライントロフィーをコンプしたいので協力お願いします。IDはyb19831223です。気軽に声掛けて下さい。 - IZU 2016-04-16 00 24 35 談合なども協力しますし、協力して欲しいです~。BHのマルチプレイのトロフィーを一緒に取りましょう! - IZU 2016-04-16 00 26 30 2016年4月17日の日曜日の夜9時から2時間マルチプレイしますので良かったら参加出来る人は一緒にしませんか?是非よろしくお願いします。 - IZU 2016-04-16 18 44 03 土日に夜9時から2時間hodoマルチプレイしますので良かったら参加出来る人は一緒にしませんか?是非よろしくお願いします - IZU 2016-04-19 17 01 58 土日の夜9時から2時間ほどマルチプレイしますので良かったら参加出来る人は一緒にしませんか?只今、5人まで揃いましたので残り3人参加出来ます。マルチプレイのトロフィー獲得チャンスですよ。レベルや初心者関係無く参加できます。参加したい人はID yb19831223までメッセージ下さい。参加お待ちしてます。 - IZU 2016-04-19 17 09 12 この度、沢山の参加者の協力でお陰様でオンライントロフィー達成されました。参加募集は終了させてもらいます。 - IZU 2016-05-08 13 46 27 僕もオントロが欲しいのですが、今更参加可能でしょうか? - kaikon 2016-04-27 20 05 54 どなたか、マルチプレイトロフィーコンプを手伝ってくださる方はいらっしゃいますか。 よろしければ、ID vincent02へメッセージを頂けると助かります。 - 名無しさん 2017-01-25 00 56 35 マルチのトロフィーを残すのみとなりました。手伝って頂ける方いましたらODA0310までメッセ下さい。 - 名無しさん (2018-08-05 00 40 23) またアルタイルからやり始めました(^^) 今はこのBHです。 このゲームは全てが深くて本当に好きです!! - アルタイル (2018-12-14 20 19 23) ところで、どの章を遊べば 弟子を引き連れ、チェーザレと戦うというトレイラーの再現が出来るんだ? それとも"アレ"は全部"妄想(もうそう)"か?wwwwwwwww - 名無しさん (2019-09-04 17 46 03) ノーダメ強要してくるゴミゲーくんさぁ… - 名無しさん (2024-07-02 00 12 46)
https://w.atwiki.jp/ryouhouji/pages/620.html
壱 弐 参 極 名前 [邪偶像]三味長老 (じゃあいどる しゃみちょうろう) セリフ 壱 「必ず認めさせてみせる…」 弐 「少しずつでも上がり続ける…」 参 「踏みやすい台があればドンドン踏む…」 極 「必ずトップへ駆け上ってみせる…」 解説 三味線の妖怪。「沙弥(三味)から長老にはなられず」という諺がある。順序を踏まねば上位になれないという意味である。 レアリティ 必要法力 攻 防 知 壱 R 14 1160 1410 1210 弐 1340 1630 1400 参 1540 1870 1610 極 1780 2160 1850 術式名 属性 MAX Lv 効果 専:踏み上がり 雷 3 自分自身の攻防アップ お邪魔戦術式 発動率 敵HPダウン 中 備考:
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/602.html
───幸せな夢だった。 彼女が記憶を奪われてから過ごした生活を、彼女はそう表した。 それも当たり前だ。 彼女の世界では───人間はそのような暮らしはできないから。 「聖杯戦争・・・かぁ」 数多の人間が、サーヴァントという英雄を使役し行うバトルロワイアル。 生き残り、願いを叶えるのはたった一人。 「・・・こんな時、巧ならどうするんだろうね」 ボソリ、と呟く。 叶えたい願いはある。 当然だ。 でなきゃ野村博士から渡された───『ゴフェルの木片』なぞに触る訳がない。 その時。 座る彼女の前に、光の粒子が集束する。 その集まった粒子は人の体を形どり───赤い装甲を纏った、青年が現れる。 真理はその出現に驚愕するが───直後に理解する。 これがサーヴァントというものなのか、と。 「あなたが、私のサーヴァント?」 「・・・そうだ。 サーヴァント、アサシン」 赤い装甲の青年───アサシンは、寡黙だった。 必要以上の言葉を話すようなことはしない。 しかしその瞳は真っ直ぐと真理を見据えている。 彼女の本質を見定めるように。 彼女の価値を見極めるように。 「───マスター。 一つ聞くが、いいか」 「え、あ、うん」 「お前の願いは何だ」 サーヴァントである以上、マスターの願いは聞いておく必要がある。 その問いに、真理は少々戸惑うが、答える。 「私は───私の世界の人間を、自由にしたい。 オルフェノクに襲われないような、生活を」 「自由に・・・?」 「私の世界はね、オルフェノクっていう存在に人間が弾圧されてるの。 人間たちは、隠れて狭い暮らしをしてる。 だから───私は聖杯に、平和な世界を願いたい」 真理は自分の言葉で、自分の願いをはっきりと述べる。 オルフェノクに虐げられる人間を助けたい。 人間が平和に暮らせる世界が欲しい。 救世主───ファイズにだけ任せることはできない。 以前の自分なら、巧ことファイズを待つことしかできなかっただろう。 しかし、今の自分には───それを為すための方法があるのだ。 見捨てる訳には、いかない。 「でも、そのためには他の人を」 殺さなきゃいけないんだよね、と。 心の中で彼女は呟く。 人間のために人間を殺す。 広い目で見れば、彼女が行おうとしている方法は正しい───のかもしれない。 そうして願いを叶えれば、最終的に多くの人が助かるのだ。 草加も、哲太郎も───そしていつか帰ってくるであろう巧も争いの中に放られることはなくなるのだ。 「そうか。 なら───俺がお前の代わりに、サーヴァントとして戦おう」 「・・・え?」 「俺が、戦う。お前は隠れていればいい。 人間のためだけを思っていればいい」 アサシンはそう告げる。 その顔は、冗談を言っているような顔ではない。 285 :園田真理&アサシン ◆DpgFZhamPE:2014/07/19(土) 22 46 50 ID lxadRI/20 「私の願いなのに、ダメだよ。 アサシンにだけ押し付けるなんて」 「大丈夫だ。 俺は、俺の信じた物のために戦う。 お前が人間を助けるというのなら───俺も、それに協力しよう」 アサシンは真理に背を向け、歩き出す。 単身、戦場に乗り込もうというのだ。 「アサシン!」 真理の呼び声に、ふとアサシンは振り返る。 その顔は、とてもではないが活力に溢れているとは言えない。 聖杯戦争に呼ばれた現状への困惑。 人を殺さなければ己の世界を救えないという迷い。 人を殺さなければいけないという恐怖。 それらが織り混ざって───顔色はとても悪い。 簡単に言えば、青ざめている。 それでも真理は───自分の足で立って、アサシンを見ている。 「名前。名前を教えて欲しい。 アサシンとか、そういうのじゃなくて───本当の名前を」 「・・・」 真理の、せめてもの覚悟なのだろう。 一人で戦場へ向かうアサシンへの。 己も無関係ではないという覚悟。 「・・・」 それを聞いたアサシンは───ふと、思う。 生前、彼が幾度も見た人間の表情。 恐怖もある。 抵抗もある。 迷いもある。 それでも───誰かのために動こうという、儚くとも美しい、人間の素晴らしさ。 「───ああ、言ってなかったな」 アサシンもその顔を見て、決意する。 ああ、このためだ。 このような人間のために、彼はいつでも戦ってきた。 ああ、このような人間のためならば。 ああ、このような願いを持つ者のためならば─── 「───『ゼロ』だ」 ───俺はもう一度。 この体を、争いの中に投じよう。 【CLASS】 アサシン 【真名】 ロックマンゼロ@ロックマンゼロシリーズ 【パラメーター】 筋力C 耐久D 敏捷A 魔力D 幸運C 宝具A 【属性】 中立・中庸 【クラススキル】 気配遮断 B 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 レプリロイド A 人間的思考回路を持つロボットの総称で、自ら考え物事を処理する事が出来る。 精神への干渉、毒物、呪いを受けない。 戦闘続行 A 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。 生前、普通のレプリロイドなら機能停止に陥るほどの状態でありながら戦い、生き延びた逸話からこのスキルを会得した。 破壊工作 B 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。 彼の場合は、拠点や施設などの破壊に該当する。 ただし、このスキルが高ければ高いほど英雄としての霊格は低下していく。 生前、彼が数々の拠点を破壊、制圧したことにより付与されたスキル。 技術会得 B サーヴァントを倒した場合、そのサーヴァントのスキル、技術をランダムで会得できるスキル。 しかしそのためにはそのスキル、技術を一度自分の目で見ておく必要がある。 生前、彼が倒した敵から数々の技を会得したため付与されたスキル。 【宝具】 『偽の体に秘めし伝説の英雄』(ゼロ) ランク:A 種別:- レンジ:- 最大補足:- アサシンのその身体の中の魂に宿る宝具。 生前、アサシンは常に勢力・単体としての力、全てにおいて劣勢な状況から相手の基地に単身乗り込み、任務を成功させていた。 その逸話が宝具になったもの。 この宝具こそ彼がアサシンたる由縁である。 自分から戦闘を仕掛けた場合、相手の俊敏・耐久がランクダウンする。 それは『戦闘が始まった時点で』相手とのステータスに差があることや、自分の体がボロボロであるなどの、自分が劣勢であれば劣勢であるほど強く発動し、相手の俊敏・耐久が大きく下がる。 286 :園田真理&アサシン ◆DpgFZhamPE:2014/07/19(土) 22 49 03 ID lxadRI/20 【weapon】 ゼットセイバー、バスターショット、シールドブーメラン、トリプルロッド、リコイルロッド、チェーンロッド 生前使い続けた数々の武器を臨機応変に使い分けるのがアサシンの主要戦法である。 宝具ではないため破壊されても魔力で修復が可能。 【人物背景】 シグマウィルス研究所に封印されていたレプリロイド。 『ゼロの伝説』を頼りにやってきたシエル手によって目覚めさせられ、弾圧されるレプリロイド達の為に戦った英雄。 クールだが頼まれると断れない性格だったり、子供に好かれたりと、ロックマンXシリーズのゼロのような熱い部分は少ない。 彼の体は英雄ゼロのコピーボディであり、オリジナルではない。 『ロックマンゼロ3』の終盤で彼は己のオリジナルのボディを破壊し、オメガとなったオリジナルのボディに別れを告げる。 彼は最後、バイルとの最終決戦でドクターバイルが作り上げた宇宙砲台『ラグナロク』落下を食い止めた後、崩壊するラグナロクと運命を共にし消息不明となる。 ラグナロク落下阻止作戦後、残っていたのはヘルメットのみだったがシエルを含めゼロを想うものは彼の生存を信じて疑わなかった。 数々の人間とレプリロイドを救い、伝説として語り継がれた彼の活躍は、まさに英雄であった。 数々のバイルの拠点、施設、工場などに潜入し、破壊活動を成功させたことにより、アサシンの適正を得た 。 今回は闇を斬り裂き光を齎す救世主───ファイズを求める園田真理の声を聞き現界。 オルフェノクに弾圧され、虐げられる人間。 成す術なく消えていく存在。 ───そう。 彼は、そのような存在のために戦ってきた。 英霊となった後もそれは変わらないのだ。 【サーヴァントとしての願い】 彼は迷わない。 聖杯戦争を勝ち残り、真理の世界で弾圧される人間を救う。 【基本戦術、方針、運用法】 基本は気配遮断を使用し、『偽の体に秘めし伝説の英雄』の効果を用いサーヴァントに強襲する。 ゲリラとして活躍した時代もある彼は情報収集の大切さも知っているため、情報収集も並行して行う。 マスターである真理もオルフェノクから隠れて暮らす生活を送っていたため、サバイバル&逃げ回る生活は中々得意。 今はボロボロの服だが、普通の服に着替えると一般人と何ら変わらない特徴のため、一般人としてカモフラージュも可能。 マスターとして直接戦闘能力はないため逃げ回ろう。 287 :園田真理&アサシン ◆DpgFZhamPE:2014/07/19(土) 22 50 47 ID lxadRI/20 【マスター】 園田真理@劇場版仮面ライダー555 パラダイスロスト 【参加方法】 隠れ住んでいた場所で野村博士から『願いが叶う』というゴフェルの木片の話を聞き、触れた 【マスターとしての願い】 人間解放。 オルフェノクに脅かされることのない世界を。 【weapon】 なし 【能力・技能】 オルフェノクに脅かされ、隠れて村で過ごしていたため、多少の銃の扱いは可能程度。 【人物背景】 世界は人類の進化形たるオルフェノクの組織・スマートブレイン社が完全に統治し、人類のほぼ全てはオルフェノクと化していた世界。 数千人を残すのみとなった人間たちは廃墟のような居住区に追いやられ、オルフェノクに脅える日々を過ごしていた。 そんな状況に反逆する一部の者は人間解放軍をを結成、そして園田真理はその人間解放軍の象徴的存在。 行方不明となった巧=ファイズが帰って来ると信じ、救世主の存在を広める。 しかし───そんな中彼女は人間解放軍の胡散臭い博士、野村博士からゴフェルの木片の存在を知る。 半信半疑ながら触ったところ、今回の聖杯戦争に呼ばれることとなった。 そんな彼女に訪れたサーヴァントは───彼女の望んだ救世主とはまた違った世界の救世主であった。 【方針】 優勝。 人間は殺したくないが、覚悟はできている───?
https://w.atwiki.jp/khazadaimenu/pages/76.html
姓名:カドリック種族:ドワーフ性別:男年齢:183(人間でいうと60半ば)職業:オーバールック長老評議会 長老所属:オーバールック/ハイ・ホール状態:生存 オーバールックを統治する長老評議会の5人のうちの最若手。 長老評議会は男性のドワーフ3名と女性のドワーフ2名からなるが、老齢で気力も衰えつつある他の二人に比べると 比較的若い(とはいってもあくまで"比較的"ではあるが)カドリックは精力的に政務に取り組んでおり、 オーク侵攻の際にも、要といえる役割を担った。 現在は先の戦いの際に生じた被害の復興と日々の政務に忙しいようだ。